これからのウクレレライフを豊かにするために
さて、上級者への道などと言ってはいるが、まぁぶっちゃけやりたいことを、やればいいだけなのじゃ。(^_^;
もうやりたいことができる素地はできているのですぞ!
ウクレレ用ではない楽譜で演奏する
じゅごんがウクレレを始めた頃は、まだウクレレの楽譜も満足に手に入らない状態じゃった。
弾きたい曲があっても、自分で何とかするしかないのじゃ。
山崎まさよしの「One more time, One more chance」が弾きたいな、と思ったら、その曲が入ったピアノ譜を買ってきて、コードブックとにらめっこ。そしてコードを元にどうやって演奏するかを試行錯誤して、演奏するのじゃ。この試行錯誤がまた案外面白いのだがのぅ。
・・・時間はかかるがの。
色々な音楽を聴く
嫌な曲を聴く必要はないが、いろんなジャンルを聴くことは、自分の音楽の感性を磨く、また引き出しを増やす上でも有用じゃ。
クラシックから、ハードロックまで!
街中やレストランでふと耳にした、自分が良いと思える曲のCDなども聴いてみよう!
ちなみに、ハワイアンCDで悩んでいるなら、この本がお勧めじゃ!
- ALOHA!ハワイアンCD132選―フラとハワイの音楽を愛する人々へ
タワーレコード店員が満を持して、執筆したハワイアンCDのガイド。
どれも自信を持ってお勧めする、珠玉のCDじゃ!
渡辺茂夫のみ、廃盤でプレミアがついてしまっているようじゃが、それ以外のは、比較的安価に手にはいるので、だまされたと思って、是非一度は聞いてみて欲しいのぅ。
渡辺茂夫は昔、テレビで特集も組まれておったの。波瀾万丈の人生というか、未だに渡辺茂夫という名前を聞くと胸が痛くなるのぅ・・・。
最近は天才という言葉が安売りされてしまっているが、下であげた作曲者・演奏者は、じゅごんの独断で天才と思っている人々じゃ。
- オータム~20th Anniversary Edition
ジョージ・ウィンストン作曲・演奏:ピアノソロ
箱根彫刻の森美術館をバックにした天気予報でおなじみ、『あこがれ/愛』を含む、ジョージ・ウィンストンの代表的アルバム。 4シーズンのアルバム 最初の作品。じゅごん的には、有名な『あこがれ/愛』より、1曲目『カラーズ/ダンス』の方が好きじゃ!
- ディセンバー〜アニヴァーサリー・エディション
ジョージ・ウィンストン作曲・演奏:ピアノソロ
同じく、ジョージ・ウィンストンの代表的アルバム。 4シーズンのアルバム 二番目の作品。フォーシーズンでは、この2枚がお気に入り。
オータムの方が圧倒的に有名じゃが、じゅごん的には、実はディセンバーの方が好きじゃ!
- 1996
坂本龍一 作曲・演奏:トリオ
言わずもがな、坂本龍一の選りすぐりの曲を、ピアノ・バイオリン・チェロのトリオで再現した、アルバム。
超お勧め。まさに一生のうちに一枚、作るかどうかというアルバム。
秋の夜長に、グラスを傾けながら聴きたい一枚。
- 神童/幻のヴァイオリニスト〜渡辺茂夫
渡辺茂夫 演奏:バイオリン協奏曲(バイオリンコンチェルト)など
これとヤッシャ・ハイフェッツは、昔のバイオリニストの演奏の気高さ、強さを本当によく表している。
途中にインタビューも入っているが、バックボーンを知っていると、本当に泣ける。
ここにあげているアルバムは、大体なくしたりで、2回以上買っているものが多いが、これはもう廃盤なので、ほんになくさないようにせねば!
じゅごんの宝物(廃盤だからじゃなくて、思い入れとして)の一つじゃ。
- 詩曲(ポエム)
諏訪内晶子 演奏:小曲集
チャイコフスキーコンクール最年少受賞と華々しいデビューを飾った、諏訪内晶子のCD。
テクニカルな上に、非常に繊細。
さらに日本人離れした卓越した音感。
諏訪内晶子の演奏はすべて聴いて欲しいが、特に小曲揃い、じゅごん好みの曲が多い。
- サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ヤッシャ・ハイフェッツ演奏:バイオリン協奏曲(バイオリンコンチェルト)など
コントでおなじみツィゴイネルワイゼンが収録された、ヤッシャ・ハイフェッツ演奏のアルバム。
コントでしか聞いたことのない人でも、きっとこの演奏を聞けば、鳥肌が立つこと間違いなし。
ちなみにサン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』も最高じゃ!
- ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ
アストル・ピアソラ作曲・ヨーヨー・マ演奏:チェロメイン
ヨーヨー・マは、クラシックの世界では有名なチェリスト。
しかし大御所にもかかわらず、さまざまなジャンルに日々挑戦し、人柄も素晴らしい。
ただこのアルバムを押す最大の理由は、アストル・ピアソラ。
バルトークの影響を受け、アルゼンチンタンゴを進化させた、まさに『天才』の言葉にふさわしい音楽家。
ピアソラ独自の世界は、情熱とわび・さびが共存する。
これを聞いて気に入ったら、是非ピアソラの他のCDなども探求してみて欲しい!
ちなみにCDもええが、生演奏も聴きに行くべし!
今、その瞬間に音が紡ぎ出される、というのは、また格別なのじゃ。
昔、見に行った古澤巌さんのライブ『ラスト・タイフーン1999・ジャパン』は最高じゃった!
DVDももちろん素晴らしいが、あの時間を共有できたことが、最高に幸せじゃったのぅ。
もちろん人気のあるアーティストなどだと、予約も早い時期に取らねばならんし、チケット自体が取れるかも運次第じゃ。でも、トライする価値は十二分にあるぞい!
何はともあれ、一度も生演奏を聴いたことのない人は、是非、一度体験してみて欲しい!
耳コピをする
耳コピとは、CDなどでひたすら曲を聴き、譜面に落としたり、演奏できるようになることじゃ。
求められるレベルも高いが、これができるようになると、世界が2,3段階は変わるぞい!
コツは、
- ひたすら聴く!(聞き取っているパートを口ずさめるまで)
曲によるが、最初は100回以上は必要じゃろ。・・・まじ、じゃよ!(注)
- 和音の場合は、とりあえず一番下、次に一番上といった感じで聞き取りやすい音から解明していく。
- バンドの場合は、まずベースを耳コピして、コード進行を推測しやすくする。
(注)世界トップクラスのベーシスト、マーカスミラーは、ウェザーリポートというバンドのある曲をコピーするのに、1年かかった。
しかも当時まだLPレコードで、レコードを3回買いかえたそうじゃ!
でもそういう経験を積んだからこそ、マーカスの音楽は素晴らしいのだと思うぞい。
とはいっても速い曲などはかなりきついもんじゃ。
そんなあなたに素晴らしい文明の利器を紹介してくれるサイトじゃ。
- Ukulele On Fire
ikedaさんのウクレレ総合サイトじゃ。
『お金をかけない「耳コピー」環境作り 』をみれば、かなり幸せになれると思うぞい。
ちなみにじゅごんは、ここでも紹介されておるが、『nave player』というソフトを使用しておる。
それでは、みんなのウクレレライフが楽しいものになることを祈っておるぞい!
要望があれば、上級者向けページも作成予定じゃ。
ただ、じゅごんの器を超える部分もあるので、少しずつの更新になるとは思うが、乞うご期待じゃ!
また追加情報なども随時追加していくので、こまめにチェックしてくれると嬉しいのぅ。
また、このサイトへの感想・質問などメールで送ってくれたら、嬉しいぞい。
このページの下のメールアドレス(dugonとukulelenavi.comの間にアットマークを入れたもの)にどしどし送ってほしいのぅ!
びば、うくれれ!